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ヒゴタイ ヨウラクツツジ ツクシドウダン
シノノメソウ ツクシフウロ   ワタナベソウ

そのほかのくじゅうの植物

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くじゅう

 大分県北部の内陸部には、久住山(標高1,787m)、大船山(標高1,786m)など千7百m級の火山性の山々が連なる山域があり、牧ノ戸峠をはさんで東の熊本県側にある阿蘇地域とあわせて「阿蘇くじゅう国立公園」に指定されています。山頂からの景色は見晴らしがよくて高度感があり、イワカガミやマイヅルソウ、ツツジ科など、目にする植物も含めてちょっと本州の高山を思わせるのでしょうか、九州随一の人気を誇ります。
 くじゅうの山々は、厳しい自然環境と酸性土壌のせいか、中腹以上は樹高がぐっと低くなり、山を紫色に染め上げるミヤマキリシマをはじめとして、ヨウラクツツジツクシドウダンなどツツジ科の植物が優占するようになります。山麓には坊がツル、長者原などの草原や湿地もあって、ヒゴタイツクシフウロなど九州ならではの貴重な植物も見られます。