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ミヤマナミキ  (深山波来)
Scutellaria shikokiana
 くじゅうで草原の登山道を進んでいたところ、見慣れないシソ科植物が目につきました。初秋のこの仲間といえばヒキオコシ属やアキギリ属が浮かびますが、花冠上唇は丸くふくらみ、どちらも当てはまりません。ようやく思い当たったのがミヤマナミキでした。同属の「ナミキ」とつく種とちがって花序は頂生します。関東以西に分布し、タツナミソウ属としては花期が遅く、7〜8月になります。典型品より葉は小さめで鋸歯は鈍いものばかりでしたが、九州にはこうしたタイプも多いようです。
■撮影地別
 ○大分県くじゅう


■クローズアップ

■群落
Before Plant   Next Plant 2019.9.8 大分県くじゅう