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セリバシオガマ ウラジロナナカマド アカイシキバナノコマノツメ
イワベンケイ ミヤママンネングサ タカネツメクサ

そのほかの仙丈ヶ岳の植物

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仙丈ヶ岳

 北岳の山頂から北に目を向けると、野呂川の向こうに仙丈ヶ岳(標高3,033m)のたおやかな山容を望むことができます。仙丈ヶ岳は、北沢峠をはさんで対峙する甲斐駒ヶ岳(標高2,966m)にくらべると、一般的な知名度では、花崗岩むきだしの山頂が特徴の甲斐駒ヶ岳にゆずるものの、高山植物の種類と量でいえば、軍配は仙丈ヶ岳にあがります。登山口の北沢峠は標高が高く、山頂までの高度差は約千mと小さいため、山中泊なしの登山が可能なことも、高山植物を観察する入門コースとなる理由です。
 薮沢コースを登ると、中腹の沢ぞいでは多くの植物が次々現れ、地形の影響で雪が遅くまで残る薮沢カールでは、南アルプスでも有数の高山草原が広がります。また、北沢峠に続く稜線をたどる小仙丈尾根コースでは、小仙丈ヶ岳から山頂を望むと、かつて氷河によってけずられてできた、みごとな小仙丈カールを見ることができます。