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ジロボウエンゴサク
(次郎坊延胡索)
Corydalis decumbens
 越年草ばかりのキケマンの仲間に対し、エンゴサクと名のつく植物はどれも栄養分をためこむ塊根がある多年草です。ジロボウエンゴサクは人里の雑木林などに生え、エンゴサクの中ではもっとも普通に見られる植物です。山あいではヤマエンゴサクも現れますが、苞葉が切れこまないことや、花の色が赤っぽいことで区別できます。スミレを「太郎坊」、ジロボウエンゴサクを「次郎坊」と呼んで、両種の花を引っかけて遊んだことからついた名前といいますが、どの地方につたわる遊びだったのでしょうか。
■撮影地別
 ○東京都小金井市
 ○東京都高尾山
 ○東京都清瀬市
クローズアップ
群落
1995.4.15 東京都小金井市
Before Plant   Next Plant        2006.4.18 東京都清瀬市
“特選”Photo Gallery「ジロボウエンゴサク」
2007.3.31 東京都高尾山