Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > ミヤマキケマン |
|
ミヤマキケマン (深山黄華鬘) | |
Corydalis pallida var. tenuis | |
ムラサキケマンにくらべるとミヤマキケマンは山地で見ることが多く、湿りけのある山道の斜面や崩壊地に生え、花茎をななめに広げて黄色の花をつけます。フウロケマンの変種に当たり、母種よりも全体に大きく、花の数も多いのが特徴です。近縁種どうしの花の色が紫色と黄色に分かれる例はほかにもいくつかあり、たとえば秋の低山に咲くツリフネソウとキツリフネがあたります。青梅線の軍畑駅を下りて高水三山をめざして歩きはじめると、農家の片隅ではミヤマキケマンが満開になっていました。 | |
■撮影地別 ○東京都岩茸石山 ○神奈川県相模原市 ■クローズアップ ■群落 |
|
1999.4.18 東京都岩茸石山 |