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ヤハズハハコ (矢筈母子)
Anaphalis sinica
 ヤハズハハコは山地の乾燥ぎみのところを好む植物で、ヤマハハコに似ていますが、小型で葉は幅広であることや、主に岩場に生えることなどの違いがあります。「矢筈」とは弓の弦を当てる矢の後端部分のことで、頭花のかたちを矢筈にたとえた名前です。三ツ峠山を北側から登ると、針葉樹林下の道がずっと続きますが、山頂近くで視界がひろがり、富士山が目の前に現れます。この日、山頂の岩場では、富士吉田の市街地を背景に、イワキンバイシモツケソウと咲くヤハズハハコが見られました。
■撮影地別
 ○山梨県三ツ峠山
 ○山梨県甲州市(雄花)
 ○山梨県甲州市(雌花)

クローズアップ
■群落
2000.8.20 山梨県三ツ峠山
2011.9.11 山梨県甲州市 2011.9.11 山梨県甲州市
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