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ハリガネスゲ (針金菅)
Carex capillacea
 春の阿蘇の草原につけられた道を進むと、左手に窪地が現れてその奥には黄色いリュウキンカとピンク色のサクラソウが色とりどりに花をつけているのが目に入りました。満開のようすに気をよくして湿地を進むと、さまざまなスゲが現れ、ハリガネスゲも見つかりました。叢生して高さ30cmほどになり、多数の花穂を上向きにのばします。「神奈川県植物誌2018」によると、近縁のマツバスゲにくらべて花穂は長さ5〜10mmと短く、果胞1つ1つは大きめで、より標高の高いところに生えます。
■撮影地別
 ○熊本県阿蘇


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2017.5.6 熊本県阿蘇