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アイアシ (間葦)
Phacelurus latifolius
 海岸の入り江になったところには、海水がまじる塩性の湿地ができることがあります。アイアシはこのような環境に群生し、遠目にはアシのように見えますが、高さは80〜160cmと見上げるほどにはなりません。花が咲くのは6月と早く、花序はアシやススキのようなやわらかな印象でなく、ピンと立って剛直なつくりです。名前の由来については、「野に咲く花」(山と渓谷社)に「アシの似ているがちがうもの、すなわちアシモドキという意味」とあるものの、やや苦しいようにも思えますがどうでしょう。
■撮影地別
 ○神奈川県三浦市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2009.6.28 神奈川県三浦市