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コセリバオウレン (小芹葉黄蓮)
Coptis japonica var. japonica
 太平洋側に分布するオウレンのうち、3回3出複葉という細かな切れこみのある葉を持つものは、コセリバオウレンと呼ばれて区別されています。オウレンに比べると、花や葉の大きさをはじめ、全体に小さいのも特徴で、コキクザキイチゲカタクリなど、他の植物でも同じような例が知られています。関東地方の低山で見たことはありませんが、藤原岳はおどろくほどキンポウゲ科の植物が豊富で、早春の落葉樹林下を歩くとミスミソウと混生するコセリバオウレンが見つかります。
■撮影地別
 ○三重県藤原岳


クローズアップ
■群落
1995.4.8 三重県藤原岳
1995.4.8 三重県藤原岳   
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