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カタクリ (片栗)
Erythronium japonicum
 春を告げる野草として知られるカタクリは、「かたたご」の名で万葉集に詠まれていることや、球根からデンプンをとりだして「片栗粉」として用いられたことからもわかるように、古くから人々の生活に近いところに生える植物だったのでしょう。現在ではその美しさがわざわいして心ない人に掘りとられることも多く、また、開発などでいったん生育環境が悪化すると、開花に長い年月がかかるためなかなか回復しません。雪国ではまだまだ数は多いですが、太平洋側ではどこも減少傾向にあります。
■撮影地別
 ○愛知県豊橋市
 ○神奈川県相模原市
 ○宮城県仙台市
 ○東京都御前山
クローズアップ
群落
1996.4.1 愛知県豊橋市
2007.3.31 神奈川県相模原市 2024.4.7 宮城県蕃山
2024.4.6 宮城県仙台市 1992.4.21 東京都御前山
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