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ヒュウガオウレン (日向黄蓮)
Coptis minamitaniana
 オウレン属は、花序に数個の花をつけるオウレンのグループと、1花をつけるミツバオウレンのグループに分けられますが、後者の新種として2004年にシコクバイカオウレンとともに報告されたのがヒュウガオウレンです。宮崎県に固有で、ストロンを出さないことや葉が薄いこと、花弁が肉質にならずに薄いことなどが近縁種とのちがいです。南国だけに花期は早く、2月にはもう咲いています。生えていたのは湿りけのあるスギ林下で、シコクバイカオウレンと似た生育環境と感じました。
■撮影地別
 ○宮崎県


クローズアップ
■群落
2019.2.16 宮崎県
2019.2.16 宮崎県 2019.2.16 宮崎県
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「ヒュウガオウレン」