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ヤツシロソウ (八代草)
Campanula glomerata subsp. speciosa
 ヤツシロソウは阿蘇を代表する植物のひとつで、国内ではこのエリアだけから知られます。朝鮮半島や、中国、シベリアの東部にも分布し、かつて地続きだったころに日本に分布を広げ、ここに残ったといいます。ススキ草原の湿りけのあるところに生え、夏に紫色の花を数個ずつまとまってつけ、長さ2cmほどの花は、同属でもホタルブクロよりイワギキョウに似ています。この前年の8月末に初めて見たのは残り花でしたが、今回、別の草原でノヒメユリと咲く満開の花が見つかりました。
■撮影地別
 ○熊本県阿蘇


クローズアップ
■群落
2018.8.4 熊本県阿蘇
2018.8.4 熊本県阿蘇
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