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マツムシソウ (松虫草)
Scabiosa japonica
 8月下旬、本州中部の高原は秋の気配がただよいはじめ、ヤマハハコアキノキリンソウなど初秋の花が咲きだします。マツムシソウもこの時期に咲く植物の一つで、大きな藤色の頭花は秋の高原ではひときわ目立ちます。マツムシソウの仲間の本拠は地中海沿岸で、この地方原産のセイヨウマツムシソウは園芸化されて「スカビオサ」の名で花屋で売られています。マツムシソウの頭花はこれより小さめですが、群生すると一面に花束をしきつめたようになり、けっして引けをとりません。
■撮影地別
 ○長野県霧ヶ峰
 ○山梨県甲州市
 ○佐賀県天山
 ○長野県八子ヶ峰
クローズアップ
群落
2007.9.14 長野県霧ヶ峰
2011.9.11 山梨県甲州市 2018.9.2 佐賀県天山
Before Plant   Next Plant 1995.8.11 長野県八子ヶ峰