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コメバツガザクラ (米葉栂桜)
Arcterica nama
 コメバツガザクラが生えるのは高山の砂礫地で、草も生えて湿りけがあるようなところです。長さ1cmたらずの小さな葉は、よく見ると3つずつ輪生していて、他のツツジ科の常緑矮性低木にはない特徴となっています。「ツガザクラ」と名はつきますが、ツガザクラ属ではなく、日本では1種だけのコメバツガザクラ属に分類されます。壺形の花はアオノツガザクラよりもさらに小さく、2/3ほどの大きさで、数個がまとまってついています。白い花と赤っぽい萼がよい色のとりあわせとなっています。
■撮影地別
 ○岩手県早池峰山
 ○青森県岩木山

クローズアップ
群落
1997.6.14 岩手県早池峰山
2023.6.11 青森県岩木山 2023.6.11 青森県岩木山
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