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コヒナリンドウ (小雛竜胆)
Gentiana laeviuscula
 コヒナリンドウは日光の女峰山、南アルプス、白山に分布する日本固有のリンドウです。花の直径は5mmほどとコケリンドウより小さく、日本でもっとも小型の種類でしょう。まだ芽吹いていない枯草色の高山の草地で、人知れず花を咲かせます。「レッドデータプランツ」(山と渓谷社)には、花が1つだけのものは直立し、2つ以上では花は腋生して横向きにつくとありますが、現地で観察するとたしかにそうでした。株元の大きな根生葉が特徴ですが、小型のものには見あたらないものもありました。
■撮影地別
 ○長野県


クローズアップ
■群落
2010.6.6 長野県
2010.6.6 長野県
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