Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > ハコネアザミ

ハコネアザミ (箱根薊)
Cirsium nipponicum var. sawadae
 箱根の駒ヶ岳や明神ヶ岳、丹沢、それから伊豆半島など静岡県の一部には、風衝草原に適応して草丈が低くなったタイアザミがあり、変種レベルで区別されてハコネアザミと呼ばれます。タイアザミにくらべると葉のトゲが硬くてとがってるうえ、頭花も含めてより密集してつくため、イガアザミ以上に全身武装している印象です。駒ヶ岳の山頂は草原になっていて、ハコネアザミがハコネトリカブトとともに揺れるようすは、コイブキアザミイブキトリカブトが群生する伊吹山を連想しました。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根駒ヶ岳


クローズアップ
群落
2021.9.23 神奈川県箱根駒ヶ岳
2021.9.23 神奈川県箱根駒ヶ岳
Before Plant   Next Plant 2021.9.23 神奈川県箱根駒ヶ岳
“特選”Photo Gallery「ハコネアザミ」