Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > エゾルリムラサキ

エゾルリムラサキ
(蝦夷瑠璃紫)
Eritrichium nipponicum var. albiflorum
 エゾルリムラサキは、本州中部の高山に分布するミヤマムラサキの変種です。北海道の高山ならどこにでもあるというわけではなく、アポイ岳のほか、礼文島や北見、夕張、日高山地の限られた山から知られています。ミヤマムラサキとの大きなちがいは、花の色が濃いことのほか、茎や葉に毛がより密に生えるところで、オヤマノエンドウエゾオヤマノエンドウのちがいと共通していますが、毛を密生させることで冷たい強風や霜による植物体への影響を防ぎ、より寒冷な気候に適応しているのでしょうか。
■撮影地別
 ○北海道アポイ岳


クローズアップ
■群落
2009.7.5 北海道アポイ岳
2009.7.5 北海道アポイ岳
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「エゾルリムラサキ」