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エンシュウハグマ (遠州白熊)
Ainsliaea dissecta
 エンシュウハグマは静岡・愛知の両県から知られるハグマで、頭花に3つずつつく小花の裂片が風車のように同じ向きにくるりと曲がり、なかにはわずかに桃色がかった色のものもあって、この仲間のなかではピカイチの見ばえのよさです。葉はヒゴスミレのように細かく切れこんだものがふつうですが、写真の個体のように小葉の幅が広く、切れこみの小さいものもあります。山地の乾いた樹林下に生え、東は天城山など伊豆半島まで知られていますが、残念なことに伊豆半島では見た記憶がありません。
■撮影地別
 ○愛知県新城市


クローズアップ
■群落
2009.10.18 愛知県新城市
2009.10.18 愛知県新城市
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「エンシュウハグマ」
“特選”Photo Gallery「エンシュウハグマ」