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ブゼンノギク (豊前野菊)
Aster hispidus var. koidzumianus
 ヤマジノギクは野菊でも種内の変異が多いグループの1つで、九州北部には山地の日当たりのよい岩場に生え、直立せずに茎をしなだれて伸ばすものが知られており、ブゼンノギクとして変種レベルで区別されています。全体に無毛で、葉が細いのが特徴で、花のサイズは母種よりやや小さく、色は薄紫色〜白まで幅があります。頭花は花後、褐色の冠毛が伸びて目立ちます。岩上は特殊な環境らしく、ミョウギカラマツオオビランジなど同様の環境に適応した変種がほかにもあります。
■撮影地別
 ○佐賀県黒髪山


クローズアップ
■群落
2018.11.11 佐賀県黒髪山
2018.11.11 佐賀県黒髪山 2018.11.11 佐賀県黒髪山
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