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アブクマトウヒレン (阿武隈唐飛廉)
Saussurea yukiuenoana
 阿武隈高地は奥羽山脈や那須連山と離れている影響か、アブクマトラノオアブクマアザミなど、この地域固有の植物が知られます。アブクマトウヒレンもその1つで2013年に記載された新種です。センダイトウヒレンが同所的に分布しますが、大きなものは高さ1.8mになるほか、枝分かれして散房状の花序を多くつけること、総苞が細長いことや、総苞片が11〜12列と多く、反り返るのが先端部であることで区別できます。生育は局所的で、観察した範囲ではセンダイトウヒレンと混生しません。
■撮影地別
 ○宮城県丸森町


クローズアップ
■群落
2023.10.8 宮城県丸森町
2023.10.8 宮城県丸森町 2023.10.8 宮城県丸森町
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