Home > 2022年版・今年出会った花ベスト集 > センダイタイゲキ(宮本)
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この1年にみなさんがご自分で撮影された花の中から、
「今年出会った花ベスト1(3まで)」を選んでくださいました。
一覧表はこちらで見ることができます。
連載開始は2022年11月18日です。
1月23日からはわたし(宮本)の作品を紹介しています。
1つめはセンダイタイゲキです。
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センダイタイゲキ
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センダイタイゲキ(4月20日)
トウダイグサ属は1つ1つの花こそ地味ですが、花序全体が花のように、苞葉が花弁のように見えるのが特徴で、ポインセチアがその最たるものです。ハギクソウやフジタイゲキなど地域限定の種も多く、機会を見つけて現地まで出かけてきました。ところがセンダイタイゲキは関東にも分布するというのに、記録のある栃木県に出向いても見当たらなかった記憶があります。
最近、関東南部でもセンダイタイゲキの分布が報告されるようになり、春の花が盛りを迎えた4月中旬、その1ヶ所を訪ねてみることにしました。かつての武蔵野を思わせる雑木林の林下には、アカネスミレなどのスミレ類やジュウニヒトエ、アマドコロなどが咲きみだれ、やや湿った環境でセンダイタイゲキが群生していました。センダイタイゲキは、この仲間の識別ポイントでもある杯状花序の総苞を囲む4つの腺体が三日月形で、あざやかな黄色に色づいてよく目立ちます。
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