Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > ヤブラン

ヤブラン (藪蘭)
Liriope platyphylla
 夏が終わりをつげ、陽ざしも少しずつおだやかになってきたころ、うす暗い樹林下ではヤブランが桃色の花を咲かせます。冬でも葉は枯れず、陽あたりのよくないところでも育つことから、庭園や個人の庭などにもよく植えられます。ただ、このときに狭山丘陵で観察したかぎりでは、あるていど明るいところのものは花つきがよく、暗いところでは花はまばらになるようです。花が終わると、晩秋のころに黒っぽい光沢のある果実をいくつもつけます。スズランと同様、「蘭」とつくユリ科の植物の1つです。
■撮影地別
 ○東京都武蔵村山市
 ○東京都高尾山
 ○神奈川県藤沢市(果実期)
クローズアップ
■群落
2000.9.24 東京都武蔵村山市
2014.8.15 東京都高尾山 2023.1.2 神奈川県藤沢市
Before Plant   Next Plant