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トラキチラン (虎吉蘭) | |
Epipogium aphyllum | |
トラキチランはギンリョウソウと同じく従属栄養性で、共生菌が吸収する栄養を利用して生長します。光合成するランであれば、菌にも多少なりとも光合成産物を提供しますが、葉緑体を持たず光合成をしないものでは利点があるのはランばかりです。トラキチランはユーラシア大陸に分布しますが、国内では20世紀初めに日光で発見されたあと、50年以上報告がなかったという植物です。深山の針葉樹林下に生え、9月に花を咲かせます。花は他のランのように反転せず、唇弁が上になるのが特徴です。 | |
■撮影地別 ○山梨県北岳 ■クローズアップ ■群落 |
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1992.9.18 山梨県北岳 |