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ヒメカンスゲ (姫寒菅)
Carex conica
 ヒメカンスゲはカンスゲと同じく、低山や丘陵でふつうに目にする常緑のスゲです。枯葉が積もった樹林下には、ジャノヒゲノギランなど、似たような葉をつけるものがいくつもありますが、花のかたちはまったくちがうので迷うことはありません。カンスゲよりも小型で、やはり早春に花を咲かせます。長くのびた花穂が風にゆれ、黄色い花粉が煙のように散るようすも、春のおとずれを実感させるものの1つです。写真は鎌倉市内に多い「切り通し」と呼ばれる崖にしがみつくように生えていたものです。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.3.25 神奈川県鎌倉市