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ハマエノコロ (浜狗尾草)
Setaria viridis var. pachystachys
 エノコログサは普通に見られる雑草ですが、その変種に海岸に進出したハマエノコロがあります。海岸の岩場のすきまに生え、エノコログサとちがって花穂は上にのびず、上から押されてつぶれたように横に広がります。ハマエノコロの場合、ソナレムグラなどに見られるような、クチクラ層が発達した光沢のある葉ではありません。ハマカンゾウもそうですが、葉の構造によるのか、単子葉植物では海岸に分布するものでも、近縁種にくらべ水分を防ぐしくみが発達する場合は少ないようです。
■撮影地別
 ○神奈川県横須賀市
 ○神奈川県三浦市

クローズアップ
■群落
2003.8.30 神奈川県横須賀市
2014.7.27 神奈川県三浦市
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