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ツルシロカネソウ (蔓白銀草)
Dichocarpum stoloniferum
 初めて訪れた富士山の静岡県側では、落葉樹林下でツルシロカネソウが満開となっていました。高さ10〜20cmになる多年草で、神奈川県から奈良県までの太平洋側に分布します。直径1〜1.5cmの花には、花弁のように見える大きな白い萼片と、小さな黄色い花弁が5つずつあります。名前のとおり、地中をはう匐枝で増殖しますが、富士山周辺ではとくに多いらしく、同じような環境で見かけるニリンソウと置きかわるように一面に群生していました。火山性土壌と相性がよいのかもしれません。
■撮影地別
 ○静岡県富士山
 ○山梨県三国山

■クローズアップ
群落
2005.5.28 静岡県富士山
2005.5.28 山梨県三国山  
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