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ツクシネコノメソウ
(筑紫猫の目草)
Chrysosplenium rhabdospermum
 九州に固有の植物で九州の古名である「筑紫」とつくものは多く、ツクシネコノメソウについては高知県からも知られますが、ほぼ九州に固有の種類で、この属としてはもっとも西に分布します。直立する4枚の淡緑色の萼裂片と黄色い葯、対生する葉が特徴で、他のネコノメソウと見誤ることはありません。多良岳山麓で生えていたのは水がしたたる薄暗い岩壁で、近くに生えていたオオチャルメルソウはまだ花茎も出していませんでしたが、ツクシネコノメソウはいち早く満開となっていました。
■撮影地別
 ○長崎県多良岳
 ○鹿児島県鰐塚山

クローズアップ
群落
2018.3.3 長崎県多良岳
2018.3.3 長崎県多良岳 2019.4.14 鹿児島県鰐塚山
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