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トモエソウ (巴草)
Hypericum ascyron
 初めて尾瀬でテント泊した翌朝、露のおりたトモエソウの花が朝日を浴びてキラキラと輝いているようすは、いまも強く印象に残っています。当時を思い出しながら、尾瀬ヶ原を進んでいくと、あのときと同じようにトモエソウがレモンイエローの花をつけているのに出会いました。真夏のもっとも暑いころ、オトギリソウの仲間では最大となる直径5cm前後もある花をいくつも咲かせます。花弁は左右対称でなく、どれも上から見て左向きに大きく曲がってつくため、巴紋を連想してついた名前です。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原
 ○山梨県乙女高原
 ○神奈川県藤沢市(果実期)
クローズアップ
■群落
2007.8.5 群馬県尾瀬ヶ原
2010.7.25 山梨県乙女高原    2024.7.21 神奈川県藤沢市
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「トモエソウ」