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タカネトウウチソウ (高嶺唐打草)
Sanguisorba stipulata
 ワレモコウ属のうち、高山に生える種類の一つにタカネトウウチソウがあげられます。北海道と本州中部に隔離分布し、なぜか東北地方にはなく、かわって近縁のシロバナトウウチソウが見られます。分布域でもどの高山でもあるわけではなく、本州では至仏山や白馬岳など一部に限られています。長い花序はカライトソウのようにたれ下がらず、しっかりと上向きにのびてつけねから先端へと咲いていきます。花期は8〜9月と高山植物としては遅めで、このあたり、ワレモコウと通じる面があります。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山
 ○北海道大雪山

クローズアップ
群落
1995.8.5 群馬県至仏山
1999.8.29 群馬県至仏山
Before Plant   Next Plant        2009.8.16 北海道大雪山