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ワレモコウ (吾木香)
Sanguisorba officinalis
 初秋の高原をいろどる代表的な花の一つにワレモコウがあります。八子ヶ峰のような乾燥した草地はもちろんのこと、尾瀬ヶ原などの湿原でも見ることができます。桑の実のようなかたちの花穂は、小さな濃紅紫色の花がたくさん集まったもので派手さはありませんが、独特のおもむきがあるためでしょうか、園芸植物として花束や生け花に広く利用されています。この日の三ツ峠山の山頂付近では、眼下に広がる富士五湖地方を背景にワレモコウの花が風にゆれているのを見かけました。
■撮影地別
 ○山梨県三ツ峠山
 ○神奈川県三浦市

クローズアップ
■群落
2000.8.20 山梨県三ツ峠山
2021.9.4 神奈川県三浦市
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