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サワオトギリ (沢弟切)
Hypericum pseudopetiolatum
 サワオトギリは山地の湿りけのあるところに生えるオトギリソウで、尾瀬では尾瀬ヶ原のほか、鳩待峠−山ノ鼻間などの登山道ぞいでも見かけます。オトギリソウよりもずっと草丈は低く、葉の長さは3cm前後、花の直径も約1cmしかなく、相対的に長く見える雄しべがめだちます。オトギリソウは痛風や外傷などに薬効があることで知られており、作用成分はオトギリソウの学名と同じ名前を持つヒペリシンとされますが、種類もちがい、ずっと小さなサワオトギリでは含量は少ないのではないでしょうか。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬
 ○福島県尾瀬沼

クローズアップ
群落
2007.8.5 群馬県尾瀬
2021.7.22 福島県尾瀬沼 2021.7.22 福島県尾瀬沼
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