Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > オオフユイチゴ

オオフユイチゴ (大冬苺)
Rubus pseudosieboldii
 オオフユイチゴは、フユイチゴと同じくつる性のキイチゴで、夏〜秋に花をつけ、冬に果実が熟すところは同じですが、全体にずっと大柄で、林縁や林床をはってヤブのようになります。ホウロクイチゴとよく似ており、分布も重なるものの、ホウロクイチゴの花期は春で、はっきり異なります。種小名がラテン語で「ホウロクイチゴに似た」という意味なのも、こうしたことから命名されたものです。紀伊半島と四国・九州から知られ、長崎県では沿海地の山あいでふつうに目にします。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市
 ○長崎県島原市(果実期)

クローズアップ
■群落
2017.8.20 長崎県長崎市
2017.8.20 長崎県長崎市 2018.12.23 長崎県島原市
Before Plant   Next Plant