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ホウロクイチゴ (焙烙苺) | |
Rubus sieboldii | |
「焙烙」というのは、豆や銀杏といった食べ物を煎るのに用いる浅い土鍋のことで、ホウロクイチゴの名前は、果実がとれたあとの花托のかたちが焙烙に似ていることによるものです。中部地方以西に分布し、沿海の山地に生えるといいますが、長崎では多良岳にもあるので必ずしもそうではありません。ツワブキなども同様で、南国ほどそういった傾向が見られるようです。オオフユイチゴはよく似て生育環境も同じですが、同種が夏咲きなのに対しホウロクイチゴは春咲きで、花期で区別可能です。 | |
■撮影地別 ○長崎県多良岳 ○長崎県長崎市(果実期) ■クローズアップ ■群落 |
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2018.5.4 長崎県長崎市 |