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ナガバノアケボノスミレ
(長葉の曙菫)
Viola bissetii x V. rossii
 アケボノスミレナガバノスミレサイシンは、どちらもスミレサイシン節で、染色体数も同じ2n=24とあって、わりあいに出現しやすい種間雑種の1つです。奥多摩・高尾山のほか、山梨県の低山などから報告されています。明るい雑木林に生えるアケボノスミレに対し、ナガバノスミレサイシンは日陰の樹林下をすみかとするので、生育環境がちがうのですが、伐採後などは両種が近くに生え、雑種が出現する条件が整うこともあるのでしょう。地下茎で増えるので、一面に広がることもあります。 ■撮影地別
 ○東京都高尾山


クローズアップ
群落
     2014.4.16 東京都高尾山
 
2014.4.16 東京都高尾山
2014.4.16 東京都高尾山 2014.4.16 東京都高尾山
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「ナガバノアケボノスミレ」