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ミヤマハンショウヅル (深山半鐘蔓)
Clematis ochotensis
 日本のクレマチスのうち、もっとも高いところをすみかとするのがミヤマハンショウヅルです。直径3cmほどある花はカザグルマについで大きく、条件がよいとたくさんの花をつけるので、紅紫色の花弁状の萼とあいまって、いかにも高山植物といったふんいきです。どちらかというと、山頂近くの明るい礫地などで目にすることが多いように感じますが、夕張岳では中腹の樹林下で見かけました。北海道では、本州よりも低いところまで高山植物が見られることがあり、これもその一例と思います。
■撮影地別
 ○長野県戸隠山
 ○北海道夕張岳

クローズアップ
■群落
2007.6.23 長野県戸隠山
2006.7.8 北海道夕張岳
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