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クモイイカリソウ (雲居碇草)
Epimedium gradifllorum var. coelestre
 山地に生えるものの多いイカリソウのなかで、唯一、高山に分布を移したのがクモイイカリソウです。花はキバナイカリソウに似ていますが、高さはずっと低く、葉の周囲が褐色に縁どられるなどの特徴があります。至仏山では、オオシラビソ林を抜けたあたりから、蛇紋岩の隙間や草地などで碇のようなかたちの花をゆらしているのが見られます。山頂から山の鼻方面へ下る閉鎖中の登山道をのぞいてみると、花つきのよい個体が近くに咲いているのに気づき、さっそく写真におさめました。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 1997.7.6 群馬県至仏山