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キヅタ (木蔦)
Hedera rhombea
 イワレンゲが群生している岩場には、キヅタがおおいかぶさるように生えていました。ツタと同じくつる性の木本ですが、ブドウ科のツタは落葉性なのに対し、キヅタはウコギ科でこの時期でも葉は青々としています。さかんに枝をのばして広がることから、カバープラントとしても広く利用され、属名の「ヘデラ」で呼ばれています。葉のつけねから花茎をのばして、直径1cmほどの黄緑色の花をボール状につけます。花期は晩秋から初秋にかけてと遅く、このときもまだつぼみがたくさんついていました。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市
 ○宮城県仙台市(果実期)
 ○茨城県

クローズアップ
群落
2019.10.27 長崎県長崎市
2019.10.27 長崎県長崎市
2024.1.14 宮城県仙台市 2008.10.25 茨城県
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