Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > カワラサイコ

カワラサイコ (河原柴胡) Potentilla chinensis
 キジムシロ属には乾燥した環境に適応したものがいくつかあり、カワラサイコはその代表的な種類です。カワラサイコが生えるのは河原の中でも、地表がかたくしまったところで、ほかにもカワラニガナカワラヨモギなど、河原に特徴的な植物が現れます。地面にそって放射状にひろがる大きな葉は、羽状複葉と呼ばれるかたちですが、キジムシロにくらべるとずっと細く、名前もこの葉からセリ科の薬用植物「柴胡」を連想したものです。花期はこの仲間では遅めで、6〜7月に満開となります。 ■撮影地別
 ○東京都府中市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 1992.6.22 東京都府中市