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カトウハコベ (加藤繁縷)
Arenaria katoana
 カトウハコベは高山に生えるナデシコ科の植物の中でもややまれな種類で、夕張岳、早池峰山、至仏山など、超塩基性岩からなる山に特産します。「ハコベ」と名はつきますが、コハコベウシハコベとは別属で、タカネツメクサの仲間です。直径1cmたらずの花は、花弁の先がピンととがっていて、白い星のマークのようです。高さは10cmほどとごく小さく、足元にあっても、花が咲いていないとなかなか気づきません。至仏山では、岩のすきまなどにかくれるようにして咲いています。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山
 ○岩手県早池峰山

クローズアップ
群落
2004.7.25 群馬県至仏山
2006.8.6 岩手県早池峰山    2006.8.6 岩手県早池峰山
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