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アギスミレ (顎菫)
Viola verecunda var. semilunaris
 アギスミレはニョイスミレの変種で、湿地に生え、葉の両端が長くのびてブーメラン状となるのが特徴です。名前はこの葉をあごにたとえたもので、そういえば、幕末の志士で、土佐藩に弾圧されて切腹した武市半平太は、あごの大きな顔だったことから「あぎ」というあだ名だったそうです。残念ながら、花期の葉はふつうのニョイスミレと変わらないことが多く、写真のものは葉の両端がやや長いことや、ここでアギスミレの記録があることからアギスミレとしましたが、夏葉で確認したいと思います。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2005.5.28 神奈川県箱根