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タカネヤハズハハコ (高嶺矢筈母子)
Anaphalis alpicola
 日本のヤマハハコ属の植物で、もっとも高いところに生えるのがタカネヤハズハハコです。ヤマハハコも高山の稜線近くまであがることがありますが、頭花がいくぶんピンク色がかっており、葉は幅広で下の方にまとまってつくので、まちがえることはありません。北海道の一部と北・南アルプスに分布し、岩礫地などどちらかといえば乾燥ぎみのところに生えます。ヤマハハコと同じく雌雄異株で、写真は雌花が集まった頭花をつけた雌株です。白馬岳では頂上小屋裏のテント場の斜面で群生していました。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳
 ○岩手県早池峰山

クローズアップ
■群落
1993.8.12 長野県白馬岳
2006.8.6 岩手県早池峰山
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