Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > タカネヒゴタイ

タカネヒゴタイ (高嶺平江帯)
Saussurea triptera var. minor
 タカネヒゴタイはヤハズヒゴタイの高山型で、母種よりも草丈はずっと低く、一つの花茎につく頭花の数は1〜2程度と少なくなっています。同じくトウヒレンの仲間で、日本海側の高山に多いクロトウヒレンにくらべると、葉の切れこみが深いのが特徴です。南アルプスや八ヶ岳に分布し、八ヶ岳では赤岳〜硫黄岳間の砂礫地に点々と生えています。「ヒゴタイ」とつきますが、ヒゴタイとは別属の植物です。花の色やかたちはやや異なりますが、全体のようすや葉の形が似ることからついた名でしょうか。
■撮影地別
 ○山梨県北岳
 ○長野県八ヶ岳

クローズアップ
■群落
1994.8.5 山梨県北岳
2010.8.1 長野県八ヶ岳 2024.8.10 山梨県北岳
Before Plant   Next Plant