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シマジタムラソウ
(島路田村草)
Salvia isensis
 シマジタムラソウは東海地方に分布し、主に蛇紋岩地の林縁に生えます。ナツノタムラソウより小型で、大きくても高さは50cmほどです。貧弱なナツノタムラソウといった印象で、花期や雄しべが花冠から飛びだすところも同じですが、葉は地表近くにまとまってつく特徴があります。種小名は三重県の旧国名に由来するとわかるのですが、「島路」のほうはどうにも見当がつきません。葦毛湿原のあとに寄り道した蛇紋岩の丘陵地では、ミカワマツムシソウなどが生える裸地近くの林下で見つかりました。
■撮影地別
 ○愛知県新城市


クローズアップ
■群落
2011.8.13 愛知県新城市
2011.8.13 愛知県新城市
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