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ミカワマツムシソウ (三河松虫草)
Scabiosa japonica var. breviligula
 愛知県東部の蛇紋岩地では、日当たりのよい裸地でちょっと変わったマツムシソウがみられます。頭花に舌状花がないものが多く、サイズも1〜2cmしかなくて、ナベナのようなボール状をしています。小葉の幅は同じ環境に生えるヤナギノギクと同じく、とても細いものとなっており、花のころは枯れている場合も多いようです。このような特徴から2005年に新変種のミカワマツムシソウとして報告されました。かつて冷涼な気候だった時代に分布を広げたものが東海地方に残存したものといいます。
■撮影地別
 ○愛知県新城市


クローズアップ
■群落
2009.10.18 愛知県新城市
2009.10.18 愛知県新城市 2009.10.18 愛知県新城市
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