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キセワタ (着せ綿)
Leonurus macranthus
 人里でも目にする同属のメハジキとちがい、キセワタは山地の草原に生え、分布こそ全国に及ぶものの、見かける機会はそう多くありません。キキョウヒメヒゴタイと同じく、生育には日当たりのよい草地が欠かせないのでしょう、草地の維持管理がされなくなると衰退してしまいます。高さは1mほどとメハジキと同じくらいですが、葉のつけねに数個ずつつく花はずっと大きく長さ2.5〜3cmになります。花には毛が多く、これを綿を着せたようすにたとえた名前とのことですが、強引な気もします。
■撮影地別
 ○山梨県


クローズアップ
■群落
2012.9.3 山梨県
2012.9.3 山梨県
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