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カワラノギク (河原野菊)
Aster kantoensis
 カワラノギクは関東地方の大河川の河原に生える野菊で、鬼怒川、多摩川、相模川のほか、かつては酒匂川にもあったといいます。1回稔実性の2年草であるうえ、水をかぶりやすい安定しない河原を好むため、河川整備などによる生育環境の悪化で減少しています。高さ50cm前後になりますが、直立せずに倒れて咲くものもあります。「日本の野菊」(山と渓谷社)では、従来はシオン属と別属とされるヤマジノギクに近縁とされ、たしかに細長い頭花の総苞片はヤマジノギクと似ています。
■撮影地別
 ○神奈川県相模川


クローズアップ
■群落
2007.11.3 神奈川県相模川
2007.11.3 神奈川県相模川 2007.11.3 神奈川県相模川
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