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ホウオウシャジン (鳳凰沙参)
Adenophora takedae var. howozana
 ホウオウシャジンはイワシャジンの高山型に当たり、南アルプスの北端にある鳳凰三山(標高2,840m)の稜線の花崗岩の岩場や崩壊地に特産します。なんといっても花の色が濃く、花つきがよいのが特徴で、イワシャジンを見なれた目からすると、その見事さにびっくりするほどです。そのほか花についてみれば、雌しべの柱頭が花冠から飛びでない、萼はイワシャジンよりも外側に開いて反りかえるといったちがいがあるほか、葉がより細長く、先端はとがって鎌状に曲がることも区別点です。
■撮影地別
 ○山梨県鳳凰三山


クローズアップ
■群落
2006.9.9 山梨県鳳凰三山
2006.9.9 山梨県鳳凰三山
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「ホウオウシャジン」