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ヒロハテイショウソウ
Ainsliaea cordifolia var. maruoi
 モミジハグマ属は、3つの小花が集まった頭花は似たり寄ったりですが、葉は深く切れこんだエンシュウハグマから楕円形のマルバテイショウソウまでバラエティに富んでいます。ヒロハテイショウソウの葉はその中間で、母種のテイショウソウより深く切れこみ、幅広なのが特徴です。テイショウソウが山地に生えるのに対し、ヒロハテイショウソウは沿海地の樹林下に生え、本州と四国に分布するのは共通しますが、ヒロハテイショウソウは伊豆半島が北限で、より温暖な環境を好むようです。
■撮影地別
 ○静岡県伊豆半島


クローズアップ
■群落
2021.10.31 静岡県伊豆半島
2021.10.31 静岡県伊豆半島 2021.10.31 静岡県伊豆半島
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2021.10.31 静岡県伊豆半島