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マルバテイショウソウ
Ainsliaea fragrans
 モミジハグマ属といえば、多くの種は切れこんだカエデのような葉を持つのですが、マルバテイショウソウは特殊で、先端が丸く、つけねが心形の葉をつけます。茶色い毛でおおわれた、白っぽい緑色とあいまって印象的です。花序は近縁種にくらべて長く、高さ60cmにもなり、多いものでは20もの花を咲かせます。高知県と九州から知られ、近年になって長崎県でも自生が確認されました。ここの山では、他の植物があまり生えないスギの林床で、点々とマルバテイショウソウが見られました。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2017.11.19 長崎県長崎市
2017.11.19 長崎県長崎市 2017.11.19 長崎県長崎市
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