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エゾムカシヨモギ (蝦夷昔蓬)
Erigeron acer
 エゾムカシヨモギは高山草原のやや湿ったところに生える植物で、8月の白馬岳では葱平の斜面でエゾムカシヨモギの花を見ることができます。色とりどりの花が咲きみだれるこの時期の葱平ではエゾムカシヨモギは地味な存在ですが、その理由の一つとして、エゾムカシヨモギに近縁で普段よく見かけるハルジオンに花が似ていることもあるかも知れません。花は盛りを過ぎると赤みを帯びる特徴があり、これはサワシロギクやキク属の白い花をつける種など、キク科の植物ではよく見られる現象です。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳
 ○長野県八ヶ岳

クローズアップ
■群落
2001.8.11 長野県白馬岳
2006.8.1 長野県八ヶ岳
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